当院にもEIT(Electro Impedance Tomography)が導入されました。
この機械を用いることで、肺がどのように膨らんでいるかを可視化することができます。
これまで分からなかった実際の肺の膨らみ方、また適切なPEEPがいくらか(無気肺を作らず、過膨張させないPEEP)など、解決する糸口になるデバイスではないかと思います。
肺過伸展や不均一な換気は肺障害に寄与するため、均一な換気を目指すことが可能になり、より一層、重症呼吸不全の患者さんの肺保護を意識した加療を行っていきたいと思います。
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