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  • 執筆者の写真奈良県総合医療センター 集中治療部

IABP説明会

当ICUは院内のCCUも兼ね、また心臓外科術後をclosedで管理しているため、ECMO・IABP・ImpellaなどのMCS(Mechanical Circulatory Support、機械的循環補助デバイス)管理の機会が豊富なのが特徴です。今回IABPの機器説明会が開催されました。基本的な原理や操作方法以外にも、デジタルフィルターや不整脈時のバルーン拡張/収縮タイミングの調整方法など実臨床に沿ったトラブルシューティングも説明していただけました。

Impellaとは異なる立ち位置として臨床的必要性が今もゆるぎないIABPに関して個人的に疑問も多かったので大変勉強になりました。

当科には循環器内科や心臓血管外科出身の先生がおられ、ベットサイドでもMCS管理のtipsについて指導いただけます。また今回のような多様な機器説明会も定期的に開催され、Clinical Questionを様々な角度から解消することができます。習得した知識を循環器集中治療の実臨床でアウトプットすることで着実に臨床力を向上させていきたいと思っております。ありがとうございました!

(by 梶野)


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「関西で一緒に集中治療をしませんか」 「集中治療の拠点病院」を目指し、今年で立ち上げから7年目を迎え、出身大学やバックグラウンドは多岐にわたるDiversityな部署へと発展してくることができました。この7年間で約50名の医師が当科の診療に関わり、全国の施設で活躍してくれています。現在約25名のスタッフで心臓外科術後・CCU・ARDS・神経集中治療を含めた多岐に渡る重症患者をclosed ICU体

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