神戸市立医療センター中央市民病院の川上先生筆頭に、本邦におけるPICS(Post intensive care syndrome:集中治療後症候群)の疫学を調査した多施設研究がCritical Care誌にpublishされました!(当部も参加しています)
48時間以上、人工呼吸管理を要したICU患者の64%に何らかのPICSが生じるという結果です。
現状の把握ができたことで、これからの対策・対応などの介入でこれらがいかに減らせるか、さらにチーム医療を磨き、救命だけでなく、さらにその先のPICSをも起こさない、よりよいICU管理につながるといいですね。
ここからどんどん本邦からのPICSのエビデンス発表につながれば幸いです。
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