ICUにTEG6sが導入されました。
TEG6sは、全血をさまざまな凝固活性剤で刺激して、活性剤ごとに凝固が起こるまでの時間と血餅形成時の強度、その後の線溶について評価することのできる機械です。
一般的な凝固機能検査だけでは分からなかった、原因不明の出血傾向、ヘパリンの影響度を調べたり、適切な対応方法(ヘパリンの拮抗薬か、凝固因子の補充か、血小板輸血か、フィブリノゲン補充なのかなど)について、現場で迅速に評価・情報が得られるという利点があります。
今後、出血性疾患、外傷性疾患、補助循環使用の患者さんに役立ちそうです。
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