「関西で集中治療を学ぶならここしかない。」そんな施設を目指し、ICU立ち上げから4年目、スタッフも当初5名から21名、非常勤等も合わせ25名、完全closed型のICU病床も8床から 現在12床、最終的には18床へと大激増中です。
その魅力のほんの一部を皆さんと共有させていただきます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【当院救命救急センター 集中治療部の特徴】
・全科の重症患者を幅広く診療、特に循環器、内科系に強い
奈良県北部の高度急性期医療の拠点病院で、救急外来や院内患者の重症化による緊急入室が半数を占めます。
全疾患幅広く入室しますが、一例をお示しするなら、院内にCCUはないため、心臓血管外科術後を含め、循環器疾患が全体の1/3を占めます。
心原性ショックでのVA-ECMOの死亡率:26.7%(本邦のデータ:73.6%:Aso S et al.Crit Care.2016;20:80.)、心原性のECPR21例のうち14例社会復帰(66.7%)(SAVE-J studyでは社会復帰:11%)、心筋梗塞による心原性ショックの院内死亡率は18%(Sandhu et al.Circulation.2015;132:1243-1251:院内死亡率50%)と、いずれも全国平均よりも良い成績を上げています。
年間20-40件のECMO入室があり、離脱率も8割以上(低酸素脳症等で予後が厳しいものを除けば9割以上)とECMO管理についても習熟できます。
その他、6電極モニター、ペースメーカーの調整、IABP、経食道エコー、GLSを含めた経胸壁心エコー、持続脳波モニタリング、ICPセンサー、CRRT等デバイス関連の症例も多く、呼吸器疾患、神経疾患、産婦人科、小児科まで全てカバーし、ICU内死亡率、ICUを経由した患者の院内死亡率も全国平均を大きく下回っています。また昨今の情勢を受けて、重症コロナ専用病棟(6床すべて陰圧個室)がICUの隣に併設され、資機材も充実しています。
重症コロナ肺炎もICUスタッフで全て対応しており、重症呼吸不全・ARDS、VV-ECMOの管理についても詳しくなれます。
これまでの重症コロナ肺炎での入室は全53例ありましたが、死亡は3例、VV-ECMOは1例となっています。
部内の雰囲気、詳細はこちらのホームページをご覧ください Blogもあります。 https://npgmcicu.wixsite.com/npgmc-icu/blank-1 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・指導体制が充実 その背景には、集中治療専門医が5名在籍し、麻酔科、救急科、総合内科、心臓血管外科、循環器内科、外科、呼吸療法など各専門医を持つ多彩な指導医が揃っており、全ての領域において質の高いICU管理ができます。また解剖生理学に基づいた深いディスカッションが尽きず、そこから広がる新たな発見や知見について、多施設ジャーナルクラブや各種学会での発表、論文執筆まで全てサポートできます。 また日勤はもちろんのこと、夜勤帯にも指導医が必ずペアでいるため、安心して24時間研修ができます。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・働き方改革 日勤:8時〜17時15分 夜勤:16時30分〜翌朝9時 時短勤務をはじめ、週3勤務、17時までなど様々な勤務形態で働いているスタッフもいます。 学会や各種研修会は勤務として参加可能です。 1年に2回 9日間程度の大型連休を取得可能です。 その他、看護休暇、介護休暇、結婚休暇、育児休暇等あり、どんな方でも働きやすい職場です。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【募集対象】 スタッフ:救急医若干名、集中治療医若干名(要相談) フェロー:各専門医プログラム履修済み、6年目以上対象 ※希望により救急部/集中治療部のローテーションも可能 専攻医:3-5年目対象 ※専攻医は、他院プログラムと連携も可能 ※救急プログラムの中で集中治療部専従の期間を設け、集中治療専門医も取得可能 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - とても雰囲気がよく、専門科・背景を問わず、誰でもお越しいただける環境です。専攻医、フェロー、スタッフとして勤務してみませんか。 ご興味がある方、ぜひメールでご連絡ください。ご連絡はこちら 奈良県立病院機構 奈良県総合医療センター 集中治療部 部長 安宅 一晃 kazatagi@gmail.com
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