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朝カンファの一コマ

  • 執筆者の写真: 奈良県総合医療センター 集中治療部
    奈良県総合医療センター 集中治療部
  • 2020年11月28日
  • 読了時間: 1分

重症心不全で入室となった患者さんについて。

 背景の原因心疾患についてと、心不全が増悪となったトリガーについて、

確認することが重要なことから始まり、背景にSevere ASがあったこと、HFrEFであったこと。これはSevereASから低下したものなのか、冠動脈疾患が隠れているのか。

 本症例では心不全からの低酸素でType2 MIも発症していることから、SevereASだけでなく、冠動脈疾患が潜んでいる可能性についても共有し、SevereAS患者さんでの血行動態では、Type2MIを起こしやすいこと、なぜ狭心痛が起きたり、失神という症状や、突然死が起きるのかという解説が行われています。

 そして、病態を共有したうえで、どのように心不全の管理を行うかを、血行動態の観点から掘り下げて解説してくれ、必要な薬、さらに薬の使い分け方、血行動態把握のためのポイントをホワイトボードを用いて解説してくれます。

 心臓血管外科術後だけでなく循環器内科もclosed ICUで集中治療部が管理させていただいておりますが、循環器内科・心臓血管外科専門医がStaffにいて、常に状況のシェアや、疑問点をすぐに勉強できる環境というのはうちのICUの強みでもあります。

 そんなICUで集中治療の研修をしてみませんか?



 
 
 

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