先日西日本補助人工心臓研修セミナーが開催されました。
これまでは、本セミナーは施設ごとに複数名でのチームでの参加でしたが、今回はコロナ禍の影響もありWeb開催でしたので、当部、当院からも複数名で参加いたしました。
重症心不全の患者の中で、何回も心不全入院を繰り返す方、強心薬依存やデバイス依存の方の移植までのつなぎ(移植が前提での)としての、植込み型補助人工心臓という位置づけでしたが、夏には、日本でもDestination theraphy(移植を前提とせず、補助人工心臓のみで治療を継続する)としての使用が認められるかもしれません。
今後移植適応がなかった、重症左心不全の患者さんの治療の幅も広がること、植込み型補助人工心臓を装着した患者さんが増えてくることも想定されます。
最新治療や、動向も抑えつつ、将来的には集中治療室に入室する可能性も含め、当部内でも様々にUpdateを続け準備を整えていっています。
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