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執筆者の写真奈良県総合医療センター 集中治療部

赤本・青本発売

2017年に発売され、好評だった総合内科病棟マニュアルが、一新され分冊(赤本・青本)となって発売されます。当部スタッフも多数、それぞれに執筆や監修でお手伝いさせていただきました。

患者さんの診療は、集中治療だけで完結するわけではなく、病棟に出てからも続き、さらには退院・通院とあります。その中で、救命だけでなく長期予後改善がとても重要になりますし、内科の自然史(クリニカルコース、長期予後改善)を知ることもとても重要になってきます。 当部では総合内科指導医も複数スタッフに在籍し、他科との連携も強いため、内科管理を習熟するのにもとても向いています。 赤本・青本ともに届きましたので、病棟にも置かせていただきました。 受験期を思い出しますね。 ちなみに

「赤本」(「病棟業務の基礎」編)は、第1版の内容に加え、疾患に入る前の医師としての基本、病歴聴取や身体診察の仕方,臨床推論,カルテや書類の記載方法,カンファレンスの進め方などが記載され、Part構成として、「入院時」「入院中」「退院前」と、日々の病棟業務における時間の流れを意識しています。病歴聴取や身体診察といった総論的な内容に加えて、「入院診療」では血糖管理や栄養療法など、全患者で検討される内容も扱っています。

また「コンピテンシー」では,教科書や講義ではなかなか触れられることのない大切なテーマを取り上げています。最後に、多くの医師が苦手意識をもつ「保険と書類」についても、触れられています。

「青本」(「疾患ごとの管理」編)は、第1版同様、国内外のガイドラインや良質な文献から得られた知見を、日本の保険診療や臨床現場に即した形に落とし込む「日本化(Japanization)」を意識した実践書として編集されています。






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