地域医療日本一を目指す、島根県にある雲南市立病院、地域ケア科から、『総合診療医育成研修~総合診療医による集中治療と救急の推進』というテーマで、当部から中村医師が講師に呼ばれました。 医学生、研修医、専攻医、地域ケア科のスタッフの先生から、日々の診療での疑問、より深く学んでみたい内容、知りたいことなどをその場で伺い、ディスカッションしながら、ホワイトボードを用いてのレクチャー、パワーポイントでの講義を行いました。 内容としては、感染症診療、抗菌薬の使い分け、2次病院における呼吸器管理のポイント、呼吸生理学に心臓生理学(PV-Loop カーブの活かし方)、急性心不全の対応方法と考え方、内服薬の使い分け、心電図判読、急性冠症候群の対応とコンサルトのタイミングについて、ショックの考え方、エコーのポイント、集中治療について、腸の管理、感度・特異度、論文吟味と解釈、論文の活かし方など。
1日半、ずっと質問が途切れることなくまた楽しく研修できたとのことで、今後も定期的に交流していくようです。
Comments